小児歯科
子供の将来のことを考えて、
今からできる予防を。
お子さまに対しても丁寧な治療・優しいコミュニケーションを心がけ、歯医者嫌いになってしまうようなトラウマを作らないようにしています。
早めに予防通院を始めて、「歯医者さんは怖くないところ」という認識を持たせるようにしましょう。
子供の虫歯治療
歯の状態を丁寧に説明致します。
お母さん・お父さんは、子供がどのようなお口の状態になっているのか、どんな治療をするのか、心配だと思います。
治療前後にはきちんと親御さん向けの説明をさせて頂くようにしています。
ただし、ある程度年齢が上がってきましたら、治療中はお子さんが一人で治療を受けられるようにしていきたいと思っています。
その場合も、もちろんお母さん・お父さん向けの説明はさせて頂きますのでご安心ください。
子供の予防歯科
虫歯ができやすい奥歯の溝を埋めるシーラント
歯は一度でも削ると、治療の詰め物が割れたり治療箇所の隙間から菌が入ったりして、再度虫歯ができることがあります。
そして、それを治療するためには、歯をさらに大きく削らなければならず、こうした治療を繰り返していくうちに歯を抜かなければならない状態にまでなってしまうことがあります。
これを防ぐためには、とにかく虫歯をできにくくして、最初に歯を削るタイミングを遅らせることが重要です。
そのための方法の一つが、虫歯ができやすい奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋めてしまうシーラントです。
歯の溝を埋めてしまえばその時点から予防効果が発生しますので、できるだけ早めに受けられるのがお勧めです。
フッ素塗布
歯を強くするための成分「フッ素」を歯の表面に塗布する予防です。
こちらはシーラントと違って1回行えばすぐに予防になるという訳ではなく、1年に3~4回の塗布を12歳くらいまで続けていく必要があります。
ただし、こういった予防の通院時に虫歯などのチェックもできますし、何よりも乳歯にフッ素を塗ることで永久歯も強い状態で生えてくるという効果があります。
検診やクリーニングも兼ねて、定期的なフッ素塗布を続けていくようにしましょう。
子供の歯の定期検診を欠かさないようにしましょう
子供のお口の中は、新しく歯が生えてきたり、乳歯が永久歯に生え替わったりと、めまぐるしく環境が変化していきます。
学校で行う検診だけでは虫歯の発見がしきれないこともあり、検診で異常が無かったのに実は虫歯が進行していたということもあるのです。
また、痛みなどの異常がない限り歯科に通院することもないため、3~4年、歯科医の診察を受けていなかったというケースも多くみられます。
特に注意したいのが、小学校高学年くらいのお子さまです。
身の回りのことが自分で出来るようになり、親御さんの手が掛からなくなってくる時期。
塾や習い事等で忙しく過ごしていると、お口のケアもおろそかになってしまいます。
生え変わったばかりの永久歯は、とても虫歯になりやすい状態です。
自分ひとりだけのブラッシングでは正しく磨けていないこともあるため、しっかりとしたケアを行っていく必要があります。
また、乳歯はいずれ抜けて永久歯に生え替わります。
だからと言って虫歯を放置していて良いという訳ではありません。
乳歯の虫歯が歯並びを悪くすることもあるため、きちんとした治療が必要となるのです。
乳歯は20本(上下左右で5本ずつ)、永久歯は7本(上下左右で2本ずつ、親不知は含まない)増えます。
つまり、奥歯の2本は生え替わる訳ではなく、最初から永久歯が生えてきます。
これを乳歯と勘違いしてしまう方も多いようですので、ご注意ください。